募集内容 | 体現帝国は2023年9月1〜24日の期間、愛知県にある七ツ寺共同スタジオにて寺山修司の代表作『奴婢訓』を上演予定です。 上演にあたって出演者および運営スタッフを広く募集します。《出演料》 2万円の謝礼金および、 31枚目以降、1枚毎に500円のチケットバック 《応募資格》 ・6月以降の稽古へ8割以上参加できること ・9月1〜24日の公演期間に全て参加できること 《1次オーディション・オンライン面接》 3月13〜19日の9:00〜22:00の期間から希望の時間帯を選択していただき、本作品の演出家・渡部剛己と15分程度のオンライン面接を行います。 ↓ 《2次オーディション・4月の稽古へ参加》 4月に開催される体現帝国の稽古の中から、都合の合う日付の稽古へ1回参加いただきます。 都合の合う稽古日が無い場合、ご相談ください。 [4月・2次オーディション] 8?, 11?, 15?, 18?, 22?, 25?, 29? ↓ 《オーディション後の流れ》 5月1日までに合否の結果をお伝えします。 その後、5月7日までに出演契約を交わします。 出演を辞退する場合、契約前に辞退をお願いします。 《稽古日程》 [5月・事前稽古(参加自由)] 2?, 6?, 9?, 11?, 16?, 20?, 24?, 25?, 27?, 30? [6月・稽古] 2?, 4?, 6?, 9?, 11?, 13?, 16?, 18?, 20?, 23?, 25?, 27?, 30? [7月・稽古] 2?, 4?, 7?, 9?, 11?, 14?, 16?, 18?, 22?, 25?, 27? [8月・稽古] 1?, 4?, 6?, 8?, 11?, 13?, 15?, 18?, 19?, 20?, 21?, 22?, 23?, 24?, 25? 名古屋市内の稽古場を予定しています。上記スケジュールから出演者の都合を考慮して稽古日や稽古時間帯を調整します。オンライン面接の際に希望等お伝えください。 《公演について》 寺山修司没後40年記念認定事業 体現帝国 第十一回公演 奴婢訓 Directions to Servants 作|寺山修司 演出|渡部剛己 音楽|赤木萌絵 音響|ヤスエタイラ 照明|橋本武文(HL tech design) 舞台装置|早馬諒(妄烈キネマレコード) 映像収録|村崎哲也(muvin) 炊事|叶和泉 出演|近藤由美子、田口佳名子、赤木萌絵、他 著作権|テラヤマ・ワールド [小屋入り]8月28〜31日 [本番]9月1〜24日 ※各日19:30〜開演 ※休演日:4,7,12,15,18日 ※休演日には関連企画を開催予定 ※会場は七ツ寺共同スタジオを予定 《作品について》 奴婢訓を疑う 『奴婢訓』は、演劇実験室?天井桟敷によって1978年1月に東京晴海の国際貿易センターで公開ワークショップとして試演され、同年2月アムステルダムのメクリ・シアターで初演されました。以来、世界各国で150回以上の公演を重ねてきた演劇実験室?天井棧敷の代表作です。ジョナサン・スウィフトの諷刺作品を原作として寺山修司が作・演出した『奴婢訓』は、主人不在の館で下男、下女たちが交代で主人役を演じる乱痴気騒ぎを宮沢賢治作品の表象を引用しながら倒錯的に描き出します。白塗りの裸身、グロテスクな化粧、奇態な動きをする男女が舞台にひしめき、「アングラ演劇」と呼ばれた土俗的でスペクタクルな要素を濃厚に含んだ作品です。 私は『奴婢訓』が本当に大好きです。20歳の体現帝国を始めたばかりのころにたまたま観て「私がやりたい演劇はコレダ!」と確信しました。大好きだからこそ、その面白さを疑い否定していかなくては面白い作品は立ち上がりづらいし、何より自分たちが面白くないと思います。今ある『奴婢訓』を本質から分解し、再構築していきたいです。 特に【主人と下男という単純な構造が今どのように私たちの目に映るのか】それは『奴婢訓』の初演から時代の変わった今、再考の余地はあると考えています。 劇場のどこから何が出てくるか1秒後の想像がつかない天地がひっくり返る密密な魔空間での上演を予定しています。 十分な制作期間と十分な上演期間を設定することで、他では真似が出来ない『ここにしかない奴婢訓』を私たちと一緒に作りましょう。 《公演中止の可能性について》 特にコロナウィルスやインフルエンザなどの影響により公演が中止となる可能性があります。可能な限り対策を講じますが公演中止となった場合、映像上映やワークショップ、コンサート等の代替え案を用意しています。 《県外からの参加について》 作品制作は名古屋市内で行います。県外からの参加も可能です。ご要望があれば名古屋市内の居住地や仕事等についてご紹介いたします。過去にも県外からの参加者はおりますので臆さずご相談ください。 |