〜いまだかつてみたことのない、1人芝居が紡いでゆく壮大な4部作の物語〜 インターネットで使われるアドレスの「www」は「World wide web」の略です。 近年、「www」はさらに、「笑う」という意味でも使用されることから、3部作がミックスされると全く違う見え方をする面白い物語になる、というメッセージが込められたタイトルです。 作品は1話完結型の4部作となっております。各話9名の登場人物がおり、その9名が一人芝居をして一つの長編作品を紡いでいきます。 そのため、舞台上で他出演者とお芝居をすることはありません。■公演詳細 <題名>「WWW(ダブダブダブ)」 <劇場>アトリエファンファーレ東池袋 <日時>2020年10月21日〜10月25日 <タイムテーブル> 10/21(水) 配信公演1部「World-この世界のキミの物語-」 10/22(木) 配信公演2部「Wide-その両端のボクの物語-」 10/23(金) 配信公演3部「Web-はずれた先のカレラの物語-」 10/25(日) 限定30名 劇場特別公演「WWW-とても可笑しなセカイの物語-」 ※役柄によって出演する演目数が異なります。 ■あらすじ 第1部 「World -この世界のキミの物語-」 活気を取り戻してゆく、ほんの少しだけ未来の、2021年の東京。遅れてやってきたオリンピックの開会式は当初の形を変えつつも無事開かれ、その日は人類に とって「あまりにも幸せな1日」と言われた。そのあまりにも幸せな1日に起きた、とある事件。その事件の被害者となった女性の遺体の手には、聖火のトーチが 握られていた。この物語は、その少女の事件を追う刑事の独白から始まる。あまりにも幸せな1日に、一体少女の身になにがあったのか。その謎は、9人の人間たちの独白と、記憶によって、点は線となり、やがて思いもしない結末へ観客をいざなってゆく。そう、これは史上最も幸せなサスペンス。 第2部 「Wide -その両端のボクの物語-」 「幸せ」は連鎖して、さらなる「幸せ」を呼び込む。そう誰かが言う。けれど、「幸せ」は「不幸せ」へのカウントダウン。そう誰かは言う。「トーチ事件」があったその日、ボクはと言えば、全くその事件にもそして「あまりにも幸せな1日」にも特に干渉のない世界で、変わらない毎日の中を過ごしていた。はずだった。け れど、誰よりも無関心だったはずのボクは、あの「トーチ事件」によって、誰よりも幸せを手にすることになる。ボクの周りの9人の人間たちの人生がうねり、円 を描き、この世界の不思議な繋がりを観客へ見せつける。そう、これは史上最もつながらないサスペンス。 第3部 「Web -はずれた先のカレラの物語-」 現実と虚構の境はどこにあるのか。そして虚構と空想の境には、何が生まれるのか。インターネットという装置は、いつしか僕たちの次元をその3 つに分けた。「あまりにも幸せな1日」と呼ばれた2021年の東京オリンピック開会式の日、その日のウェブの世界は、いつもとほんの少し、様子 が違った。現実へ赴くもの、虚構に潜むもの、空想を想うもの、その3つの形はやがて、現実に起きた「トーチ事件」と呼ばれる事件の結末を変容 させてゆく。一体本当は何が正しいのか。それを知るのは、この世界でたった9人だけだった。そう、これは史上最も的外れなサスペンス。 第4部 「WWW -とても可笑しなセカイの物語-」 1部、2部、3部のシーンがミックスされたその物語を目にすると、人はきっと驚くだろう。これらの物語が語っていたことが、実は全く違う姿を見せ始めるのだから。それはあまりにも愚かで滑稽で、けれど愛すべき人々の姿だ。そして、愛すべき世界の姿だ。そう。これは史上最も可笑しなサスペンス。 ■募集役 ・主要役、ゲスト役(1話のみ出演) ■出演ギャランティ 全出演者固定ギャランティandインセンティブボーナスがあります。固定ギャランティは2万〜24万まで、実績等により変動、ご相談。 もちろんチケットノルマ等は一切ございません。 公演会場までの交通費はギャランティ内に含まれますので、別途交通費の支払いはいたしません。 ■オーディション日 2020,9/26(土) 個別20分のリモートオーディションを予定。 ■お問い合わせ cooch.audition@gmail.com ■Cooch(クーチ)とは 2014年、代表のジュオス藤桑が発足。演劇を中心に、映画・漫画・小説・音楽と様々な形で物語をリンクさせ製作しようと立ち上げ。当初の構想は早々に頓挫し資金難に陥るも、様々なアーティスト・役者がその世界観に共感し、コラボレーションする。 2016年には街中に俳優が散らばり、お客さんが主人公となり街を歩きまわる「リアルシネマ体感ライフ」を企画。話題になる。 2018年、毎月公演と銘打ち旅するクーチ23次というシリーズでレギュラー公演を始める。 舞台と並行し、映画・映像製作も積極的に行い、渋谷映画祭や湖畔の映画祭等にも参加。評価を受ける。 2019年にGPSを使ったリアルな街追跡企画「Coochを探せ(街追跡イベント)」、2020年には初の完全無観客配信公演「EbbingHouse2020」を成功させる。 面白いものに忠実な、今一番挑発的なエンターテイメント集団。 公式HP:http://www.cooch.jp/ |