はじめまして
法政大学 社会学部の村田と申します。
この度、きのこ族という映像製作団体で50分前後の自主映画を制作するにあたり、 キャストを募集しています。
詳細は以下の通りです。
ご協力お願いいたします。
タイトル『河口』
[あらすじ]
幼いころ、母親を交通事故で亡くし、父親からの援助もほとんどなく生きてきた吉村孝は、生活苦から高校を辞め、16歳の時から9年間無味乾燥な毎日を過ごしてきた。家に帰ってやることはギャルゲーと呼ばれるシュミレーションゲーム。ある日、父親の恋人と諍いを起こし、孝は父親の恋人を殺してしまう。女性とは無縁に生きてきた孝は、死体とはいえその肉体に魅了され屍姦をしてしまう。その行為をきっかけに孝は屍姦でしかオーガズムを得られなくなってしまう。孝は工場を辞め、葬儀屋で働き、死体と交わり、性欲求を満たし始める。いつものように死体と交わり納棺をする際に、遺族に犯したばかりの女と瓜二つの双子の妹、辻小春を見つける。孝は彼女に恋をし、付き合うこととなるが、孝の性癖のせいで小春とはプラトニックな関係が続く。小春は愛している人と交われない事に不満を抱き、孝に何故かと聞くが、孝は答えない。ある日、孝と小春が孝のアパートにいると、父正樹が自分の恋人が孝に殺されたことを知り、孝のアパートまで来て孝を暴行し、小春を犯しにかか
る。孝は起き上がり、父親を鈍器で殴り、殺してしまう。その後、孝は小春に全てを話し、ふたりは疲れて眠ってしまう。翌朝、孝が起きると、小春が自殺をしている。小春は孝と交わりたいという一心で、自殺をした。孝は泣きながら小春と交わる。
[主題]
私達(20代)の世代には、無視することのできないコミュニケーションに関する問題が横たわっていると思っています。それはTwitterなどのSNSや、アニメやゲームなど様々な要因があると思います。実際に人と人が会わなくても、会話はできるし、アニメやゲームの世界には長所ばかりがデフォルメされた理想的な異性が居て、その人に恋をすることもできます。もちろん、悪いことばかりではないし、今までの時代にもそういったことはあったかもしれませんが、それが非常に顕著になっていると思います。私の周りでは「コミュ障」や「コミュ力」という言葉が日常的に使われています。有名企業に入る為にはコミュ力が必要で、コミュ障だから彼女が出来ないなど、そういった会話が溢れています。それも、SNS上で。これだけコミュニケーションに関する言説が流れていると、コミュ二ケーションにまつわる関心は、私達世代に共通していると考えてしまいます。この映画の主人公もそんな時代の中で生きる一人の人間です。上述したような社会で、人と人が皮膚を通して触れあい、反発し、
共鳴し合うことを考えたいと思います。
また、本作品はぴあフィルムフェスティバルを始め、ゆうばり映画祭や東京学生映画祭など様々な映画祭に出品する予定です。無名の監督ですが、この一本にかけています。至らぬ点もあるかと思いますが、宜しくお願い致します。 監督
[募集対象]
・辻 小春(20歳) 役 (女性)
幼少期から双子の姉である辻美波と同一化され、自己を持つことを許されず生きてきた辻小春は、姉の死をきっかけに、自分という存在を考えることになり、主人公である吉村孝と出会う。小春は姉の存在から解放されていると思っているが、孝は、姉の美波の幻想に捕らわれ小春と交際を交わしている。
※肌露出などはございません。役柄に関するお問い合わせは下記のアドレスまで宜しくお願い致します。
[撮影日程予定]
2013年12月27日−2014年1月20日の5日間
[応募方法]
本文に
・大学名、所属団体、氏名、学年、年齢、身長
・過去の出演作品名
・上記の撮影日程のNG
を記載し、
・写真2枚(顔と全身)
・可能であれば、過去の出演作品の動画(YouTube等)
を添付の上、
下記のアドレスへお送り下さい。
*件名『河口 キャストオーディション』
kinokozoku320@gmail.com
*募集期限 2013年11月22日(金)
応募してくださった方には11月23日(土)までに詳細をご連絡させていただきます。
[オーディション日程]
日時:2013年11月24日(日)
場所:都内で行います
[謝金]
・辻 小春役 10000円+交通費
ご質問などもお気軽にどうぞ!
たくさんのご応募、お待ちしています!
きのこ族キャスト担当 村田遼汰
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